千葉県野田市小6自殺問題 第三者委員会で再調査へ
チバテレ 2021/4/22(木) 13:41配信
2019年自宅で自殺した男子児童の遺族の意向を受け、千葉県野田市は21日、第三者委員会を設置し、専門的な知見から再調査すると発表しました。
2019年7月、野田市の小学6年の男子児童が自宅で自殺した問題で、野田市教育委員会は2021年2月、いじめを認定したものの、自殺の要因とは判断的できないなどとする調査結果を遺族に報告しました。
これに対し遺族は3月、「調査報告書の内容に納得できない」として、いじめ防止対策推進法に基づく市長による再調査を求める所見書を市側に提出しました。
市は検討の結果、遺族の意向に加え、いじめが自殺の要因と判断できない理由が具体的に示されていないと指摘する弁護士の意見も参考に、今後、第三者委員会を設置し、専門的な知見からこの問題を再調査することにしました。