職員室でスプレーのり噴射 「職場の人間関係が…」 56歳男性教諭を減給処分 群馬県教委
上毛新聞 2021/5/20(木) 6:05配信
職場でスプレーのりを噴射したとして、群馬県教委は19日、中毛地域の県立高の男性教諭(56)を減給2カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。
県教委によると、男性教諭は昨年10月19日、勤務先の職員室で同僚の机やロッカー内に備品のスプレーのりを噴き掛けた。同年12月に県警に逮捕され、書類ファイルなど16点を汚損したとして、3月に器物損壊罪で罰金10万円の略式命令を受けた。
県教委に対し、男性教諭は職場の人間関係が原因だったとして事実関係を認め、「学校関係者に迷惑をかけたことを重く受け止めている」などと話しているという。
平田郁美教育長は「学校教育の信頼を失墜させるもので残念。全力で服務規律の確保に取り組む」とコメントした。