62歳教諭が酒気帯び「眠ってすっきりした」 兵庫県教委が懲戒免職
神戸新聞NEXT 2021/5/26(水) 16:34配信
兵庫県教育委員会は26日までに、酒を飲んだ後に自家用車を運転して人身事故を起こし、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された県立篠山産業高校の教諭(62)を懲戒免職とするなど、計4件の懲戒処分を発表した。
県教委によると、教諭は4月3日、神戸市内の飲食店2軒でビールや焼酎水割りを飲み、約2時間仮眠した後、運転。同市灘区の交差点で発車時に誤って後進し、後続車の男女3人に軽傷を負わせた。
教諭は再任用。「眠ってすっきりしたので大丈夫だと思ってしまった。みっともなく情けない」と話しているという。
播磨東教育事務所管内にある県立高校の男性教諭(58)=休職=は、校内で女子生徒に「かわいい」と言ってスマートフォンを向けたり、生徒らにセクハラと取られる発言をしたりした「非違行為(不適切な言動等)」で、減給10分の1(6カ月)となった。
(上杉順子)