高校生を買春容疑、県教委職員を逮捕 不祥事防止も担当
朝日新聞デジタル 2021/6/23(水) 13:17配信
男子高校生にわいせつな行為をしたとして、神奈川県警は23日、県立総合教育センター指導主事の黒岩康宏容疑者(41)=同県平塚市岡崎=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕し、発表した。「やったことはまちがいない」と容疑を認めているという。
青葉署によると、黒岩容疑者は1月19日、同県厚木市内のホテルの客室内で、高校3年生の男子生徒(17)に対し5千円を渡す約束をして、わいせつな行為をした疑いがある。昨年夏ごろにインターネットの掲示板で知り合い、複数回会っていたとみられる。
同センターによると、黒岩容疑者は、県内の公立の中学校と高校の数学教諭を経て2019年1月から県立総合教育センターに勤務。公立学校の教員に対し、不祥事防止や授業作り、生徒のキャリア教育に関する研修の企画や運営を担当していた。同センター幹部は、「これまでも不祥事防止の研修を定期的にやってきたがより一層、徹底していきたい」と話している。(大宮慎次朗)