生徒に「バカ」「アホ」、運動部顧問の教諭「指導に熱が入った」…減給処分に
読売新聞オンライン 2021/7/16(金) 17:37配信
仙台市教育委員会は15日、不適切な指導やセクハラをしたとして、同市青葉区にある中学校の30歳代の男性教諭と、市内の高校の50歳代男性教諭をそれぞれ減給10分の1(2か月)の懲戒処分にした。
発表によると、中学教諭は4月〜5月上旬、顧問をしている運動部で複数の生徒に「バカ」「アホ」と発言するなどした。「指導に熱が入り、言ってしまった」と話しているという。過去にも同様の発言で市教委から指導を受けていた。
高校教諭は2月〜5月上旬、運動部の女子生徒にマッサージを施して体に触れ、セクハラを行った。足や腰に痛みがあると相談を受けてマッサージをしたが、生徒は拒めなかったという。
市教育人事部の下山田健二部長は「信頼を裏切り申し訳ない。再発防止に努める」と述べた。