また…教員採用試験で出題ミス新たに3件判明、岐阜県教委 「正しい演奏順は?」→選択肢に正解なし

また…教員採用試験で出題ミス新たに3件判明、岐阜県教委 「正しい演奏順は?」→選択肢に正解なし
岐阜新聞Web 2021/7/29(木) 19:17配信

 2022年度の公立学校教員採用試験で出題ミスがあった問題で、岐阜県教育委員会は29日、新たに3件の出題ミスが判明したと発表した。30日の第1次試験合否発表前に分かったため、いずれも合否判定に影響はないという。

 ミスがあったのは、特別支援学校教諭と小学校教諭、養護教諭を目指す人が受験した筆記試験の問題。特別支援学校教諭の試験では、楽譜を見て正しい演奏順を選ぶ問題で、正しい選択肢がなかった。この問題については142人の受験者全員を正解とした。

 ほかに小学校教諭の試験では問題文の「各学年」とすべき箇所を「各分野」、養護教諭の試験では「下線部A〜D」とすべき箇所を「下線部A〜E」と、それぞれ誤って記していた。小学校教諭の試験は345人、養護教諭の試験は96人が受験した。

 試験は17日に実施。高校保健体育教諭の筆記試験の問題でミスが発覚し、出題内容をあらためて点検したところ、今回のミスが判明した。

 県教委は、受験者全員にミスの内容や採点上の対応について文書で通知。今後は設問のチェック回数を増やすなど体制を強化する。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする