水泳授業で大けがの生徒「教師に戻ることは許せない」

水泳授業で大けがの生徒「教師に戻ることは許せない」
TBS系(JNN) 2021/9/8(水) 19:46配信

 水泳の飛び込みの授業中に、生徒に首の骨を折る大けがをさせた罪に問われた体育教諭の裁判で、被害にあった男性が車イスで出廷し、「教師に戻ることは許せない」と訴えました。

 体育教諭の松崎浩史被告は2016年、東京・墨田区の都立高校のプールで水泳の授業中、デッキブラシを差し出して飛び込えるよう指示し、当時、高校3年生の男性にプールの底に頭を打ちつけ首の骨を折る大けがをさせた業務上過失傷害の罪に問われています。

 東京地裁で開かれた8日の裁判に被害にあった男性が車イスで出廷し、「松崎被告が教師に戻るのは許せない」と話しました。男性が松崎被告に「事故で指も動かせなくなった今の私を見てどう思うか」と質問すると、松崎被告は「辛いです。申し訳ない」と謝罪しました。(08日18:41)

この事件に関する過去記事

2016年鳥取県で小学生がプール底に頭を強打した件

2014年の名古屋で中学生が飛び込みで重い障害を負った件

2014年大阪府八尾市で中学生に重い障害が残った件

2012年静岡県で高校生が首の骨を折った件

2011年大阪府東大阪市で中学生がプールの底に頭を打ち肢体まひの障害となった件

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