高朋、東農大二、川之江の監督ら体罰などで謹慎 学生野球協会が処分

高朋、東農大二、川之江の監督ら体罰などで謹慎 学生野球協会が処分
日刊スポーツ 2021/9/7(火) 16:24配信

日本学生野球協会は7日、オンラインで審査室会議を開き、高校3件の処分を決めた。

高朋(富山)の監督が体罰(部内)で謹慎1カ月。7月の大会期間中の全体練習前に、野球部員13人が体育館でバスケットボールをして遊んでいた。それを見た監督は全部員を集めてミーティングを開き、ケガのリスク、大会中の気持ちの持ち方などを指導した。その際、バスケットボールをしていた生徒ではない1年生部員に対し、平素の授業中の態度について指導。足の裏で太ももあたりを3回、押しやった。次の日の夜、3年生部員が主任に相談し、発覚した。

東農大二(群馬)の監督が体罰(部内)、部長が報告遅れで、ともに謹慎1カ月。監督は6月の練習中、シートノックで集中力を欠いた選手に対し、ノックから外れるよう指示した。その際、生徒のユニホームの胸の部分を持ち、押した。7月12日に校長に投書が届き発覚したが、部長が県高野連に報告したのが同30日と遅れた。

川之江(愛媛)の監督が体罰・暴言(部内)で謹慎1カ月。昨年10月、2年生部員が模擬試験中に携帯電話を使用。注意を受けるのが2回目だったため、監督が激高し、生徒の左肩を1回突いた。7月には、練習でミスが出た際、部員全体に対し「ばかか。あほか」と暴言。8月に野球部員が野球部の部長にこれらのことを連絡したことにより発覚した。

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