松山大、バスケ部の外部指導者を「解任」 愛媛OVのGM

松山大、バスケ部の外部指導者を「解任」 愛媛OVのGM
愛媛新聞ONLINE 2021/9/19(日) 5:00配信

 松山大は17日、バスケットボール男子Bリーグ2部の愛媛オレンジバイキングス(OV)ゼネラルマネジャー(GM)で、松山大バスケ部の学外指導者も務めていた中野佑氏(37)が不適切な指導をしたとして、日本バスケットボール協会に報告書を提出した。これに先立ち松山大は学外指導者の委嘱打ち切りを通告し、中野氏は8月9日付で辞表を提出し辞任している。
 報告書によると、中野氏は7月6日、愛媛OVのU―15チームなどと7月10日に練習試合をしたいと大学に申し入れた。大学側は新型コロナウイルスの感染リスクに加え、1週間前までとする学内の申請期限を過ぎているため許可できないと伝えた。
 後日、外部からの情報で練習試合を行っていたことが分かり、部員への聞き取りで練習試合の実施を黙っておくよう中野氏が部員に指示したことも判明した。同部は7月21日から1カ月間自主休部し、8月上旬の四国大学新人大会の出場を辞退した。
 松山大は8月上旬、指導法をめぐり部員から複数の問題点が挙げられているとして、学外指導者の委嘱打ち切り書を中野氏に提出。その後、中野氏が辞任届を出したが、大学側は「事実上の解任」と説明している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする