フェリス女学院アカハラ訴訟 原告の請求を棄却
MRO北陸放送 2021/9/24(金) 21:24配信
アカデミックハラスメントをめぐり大学を相手取り訴えた訴訟、原告の請求を棄却です。
この裁判は、大学時代に複数の教員から「お前は結局何をしてもだめだ」などと言われ、精神的苦痛を受けたとして、当時声楽を学んでいた石川県内に住む30代の女性が学校法人フェリス女学院に対し4年間の授業料にあたる556万円の損害賠償を求めたものです。
24日の裁判で金沢地方裁判所の吉川健治裁判官は、「女性への指導は教員の裁量権の範囲を逸脱するものではない」としてアカデミックハラスメントと認めず、原告側の請求を棄却しました。
原告の女性は控訴する方針です。