交際相手が乗った車で堤防道路から転落、無理心中図る 中学校の元教諭の男に執行猶予判決、岐阜地裁

交際相手が乗った車で堤防道路から転落、無理心中図る 中学校の元教諭の男に執行猶予判決、岐阜地裁
岐阜新聞Web 2021/10/12(火) 19:22配信

 交際中の女性と無理心中しようと考え、運転する車を長良川の堤防道路から河川敷に転落させたとして、殺人未遂の罪に問われた、岐阜市立中学校元教諭の男(23)=大阪市=の裁判員裁判の判決公判で、岐阜地裁(出口博章裁判長)は12日、懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役4年)を言い渡した。

 判決理由で出口裁判長は「動機は身勝手で浅はか」としつつ、転落した斜面の勾配は急でなく「死亡させる危険が高かったとは言えない」と指摘。「反省しており、社会内で更生させるのが望ましい」と述べた。

 判決によると、昨年11月6日夜、岐阜市の堤防道路で、運転する車を河川敷に転落させ、同乗していた女性=当時(27)=に頸椎(けいつい)捻挫などのけがを負わせた。

 中学校教師の男が交際相手の女性を車に乗せて川に転落させ、殺害しようとしたとして逮捕されました。
 岐阜市の中学校教師・青木浩幸容疑者(22)は6日午後10時すぎ、交際相手の女性(27)を自分が運転する車に乗せて市内の堤防から川に転落させ女性を殺害しようとした疑いが持たれています。車は河川敷で止まり、女性にけがはありませんでした。警察の調べに対し、青木容疑者は「彼女と一緒に死のうと思った」と供述しています。警察は青木容疑者が無理心中を図ったとみて調べています。

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