知的障害の男子高校生を虐待した疑い 施設職員2人を再逮捕【岡山・津山市】

知的障害の男子高校生を虐待した疑い 施設職員2人を再逮捕【岡山・津山市】
RSK山陽放送 2021/10/18(月) 19:29配信

障害のある男子高校生を虐待した疑いです。
津山市の障害児入所施設で、職員の男2人が入所者の男子高校生への暴行の容疑で再逮捕されました。

暴行の疑いで再逮捕されたのは、いずれも津山市の障害児入所施設「津山ひかり学園ひかりの風」の児童指導員・西本政美容疑者と看護師の國司義彦容疑者の2人です。
2人は、今年6月と8月に施設に入所する重度の知的障害がある16歳の男子高校生に対して、トイレットペーパーを口に詰めたり、平手で殴り、椅子から転倒させたりするなどした疑いが持たれています。
警察の調べに対し、2人は概ね容疑を認めているということです。
また、西本容疑者と國司容疑者の2人は先月、暴力行為を通報した同僚に対して、口封じとしてバットを振り上げて脅迫した疑いでも逮捕されています。
施設を運営する津山社会福祉事業会は、職員研修を徹底し再発防止に努めるとしています。
無くならない障害者福祉施設での虐待です。
昨年度、岡山県では施設の従事者による入所者への虐待が疑われた事例は42件にのぼり、ここ数年横ばい状態です。
警察では、西本容疑者と國司容疑者が犯行に至った動機や、虐待が日常的に行われていた可能性もあるとみて捜査を進めています。

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