校長室の金庫から51万円消える 鍵の場所「教職員の大部分が把握」うち48万円は共有スペースで発見
神戸新聞NEXT 2021/11/13(土) 17:39配信
兵庫県三木市教育委員会は13日、市立別所小学校(三木市別所町西這田)で修学旅行費51万円の紛失があったと発表した。うち48万円は既に発見されたが、3万円は見つかっていない。同校は三木署に被害届を提出するという。
市教委によると、10月1日の修学旅行説明会時、保護者から6年生48人分の旅行費の4回目分として48万円を集金。茶封筒に入れ、校長室にある鍵付きの金庫に保管した。
11月8日、5回目の集金が近づいてきたため、6年生の担任2人が金庫を確認したところ、茶封筒と中の現金がないことに気付いた。複数の職員で捜索したが見つからなかったという。
ところが12日午前、児童が職員室前の共有スペースのソファ上で茶封筒を発見。48万円が入っていたという。一方で同日夜、9月以前に集金した修学旅行費計72万円の中から3万円が紛失していることを確認。金庫の鍵の場所について、市教委は「学校の教職員の大部分が把握していた」と説明している。(長沢伸一)