配慮必要な健康情報を誤って生徒本人に 転校余儀なくされる 宮城

配慮必要な健康情報を誤って生徒本人に 転校余儀なくされる 宮城
tbc東北放送 2021/12/15(水) 19:07配信

 2021年4月、宮城県石巻市内の県立高校で生徒本人には知らせないようにしていた健康上の情報を記した資料を学校側が誤って生徒本人に渡していたことがわかりました。生徒は、その後、転校を余儀なくされました。
 宮城県教育委員会によりますと、2021年4月、宮城県石巻市内の県立高校で生徒本人には知らせないよう配慮が必要な健康上の情報を記した資料を担任の教諭が、健康調査票に挟んだ状態で生徒本人に手渡しました。生徒は、精神的なダメージを受け、登校できなくなり、転校を余儀なくされました。資料は、健康調査票に挟んだまま校内の金庫に保管されていましたが、担任が気づかず手渡しました。入学時、保護者が学校に対し、本人には知らせないよう伝え、全教職員にも周知されていましたが、学年が上がる際、資料を挟んでいることが、担任に引き継がれなかったということです。県教委は、「このような事態が二度と起きないよう徹底する」と説明しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする