児童に馬乗りになってけがをさせる…小学校教師、減給処分に 島根県

児童に馬乗りになってけがをさせる…小学校教師、減給処分に 島根県
BSS山陰放送 2022/1/24(月) 18:49配信

小学校の教員が、児童に馬乗りになるなどしてけがをさせた事件で、島根県教育委員会は24日付けでこの教員を減給の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは島根県大田市内の小学校に勤務する男性教員(50代)です。

県によると男性教員は2021年11月、注意した男子児童の反応にカッとなり、児童の両肩などに馬乗りになって、床に押さえ付けました。
そして両ほほを掴んだり顔のわきの床をこぶしで叩いたりして全治1週間のけがをさせ、傷害容疑で逮捕、略式起訴されました。

6日に罰金10万円の略式命令を受けたため、県教委は減給10分の1、1か月の懲戒処分としました。

この教員は「感情のままに法令違反の体罰をやってしまった。児童に怖い思いをさせ、教育への信用を低下させることになり大変申し訳ない」と話しているということで、事件後は学校には出勤せず、自宅での勤務になっています。

また、けがをした児童はカウンセリングを受けて元気に登校しているということです。

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