「いじめの隠蔽の証拠ではないか」神戸市が存在を否定していた報告書が見つかる
2002年度から03年度に教育長を務めた西川和機氏が入手
渋井 哲也
文春オンライン 2022/1/28(金)
神戸市垂水区では2016年に市立中学3年の女子生徒が自殺した。このとき、いじめの内容を記した学校側の聞き取り調査のメモがあったが、市教委の首席指導主事の指示で隠蔽された。実は、同じことが、その10年前にもあったことになる。関係者によると、市教委が「ない」としてきた学校からの報告書が見つかり、「いじめの隠蔽の証拠ではないか」として注目されている。