学校の女性職員トイレに盗撮用カメラを設置した校長に懲役2年=韓国水原地裁
WoW!Korea 2022/2/18(金) 19:40配信
学校内の女性職員トイレに盗撮用カメラを設置した韓国キョンギド(京畿道)アニャン(安養)市のある小学校校長が懲役刑を宣告された。
スウォン(水原)地裁安養支部は18日、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反の疑いを受けているA氏(57)に、懲役2年・資格停止1年を宣告した。
また、40時間の性暴力治療プログラムの履修と3年間にわたって児童・青少年関連機関および障害者福祉施設での就業制限を命令した。
A氏は昨年10月26〜27日に女性を盗撮する目的で学校の女性教職員トイレに入って、小型カメラを設置した疑いで起訴された。
同年6〜10月には、21回にわたって会議用テーブルの下に隠しておいた携帯電話で教職員の身体部位を撮影したり、未遂にとどまった疑いも受けている。
A氏の犯行は昨年10月27日、トイレを利用しようとしたある教職員が小型カメラを発見して明らかになり、当時通報を受けて出動した警察は、A氏が学校の管理者であるにも関わらず、通報に消極的な点などを不審に思って事情聴取の末に犯行の事実を確認し、翌日の28日に緊急逮捕した。
裁判所は「被告人が自身の性欲を満足させるために、トイレに侵入してカメラを設置するなど罪質は軽くない」とし「学校の校長でありながら、教師と児童の信頼を裏切り、この事件の犯行が発覚すると、事件を隠ぺいするために証拠物を毀損するなど犯行後の状況も良くない」と量刑理由について明らかにした。
これに先立ち、検察はA氏に懲役2年と児童関連機関などでの5年間にわたる就職制限を求刑した。
なお、京畿道教育庁は昨年に懲戒委員会を開き、A氏を懲戒免職処分とした。
韓国で、小学校の女性教職員のトイレに小型のカメラを設置した校長が警察に緊急逮捕された。
キョンギド(京畿道)アニャン(安養)の警察署はきょう(29日)、安養市にある小学校の校長A氏(57歳)を性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反の容疑で緊急逮捕し、現在調査中であることが明らかとなった。
A校長は最近、この小学校の女性教職員のトイレの内部に2〜3センチの小型カメラを1台設置したという容疑を受けている。
当時トイレを利用しようとした教職員は、便器の近くに小型カメラが設置されているのを発見し学校側に知らせたが、A校長が学校管理者でありながらも通報に消極的であったことが伝えられている。
A校長の行動を不審に思った警察は、A校長と面談する過程で犯行の事実を確認した。
当時発見されたカメラには身体を撮影した映像は発見されておらず、A校長の携帯電話からは不法撮影が疑われる映像が発見された。
警察の調査でA校長は「カメラを設置したのは事実だが、性的な意図はなかった」として容疑の一部を否認している。
警察の関係者は「発見されたカメラに対して、デジタル・フォレンジックを通して設置時期など正確な事件の経緯を把握している」と語った。