元保育士の男に懲役8年の実刑判決(徳島)

元保育士の男に懲役8年の実刑判決
JRT四国放送 2022/3/24(木) 17:44配信

徳島県内の保育施設で子ども5人にわいせつな行為をしたなどとして強制性交等などの罪に問われた元保育士の男の裁判で、徳島地裁は24日、男に懲役8年の実刑判決を言い渡しました。判決を受けたのは、県内在住の元保育士の30代の男です。起訴状などによりますと、男は2017年から2021年にかけて、自らが勤務していた保育園やこども園で、当時3歳から5歳の男女5人の子どもに対し、わいせつな行為をしたなどとして、強制性交等などの罪に問われていました。判決公判で、徳島地裁の藤原美弥子裁判長は「保育士という立場を利用して行っている点や犯行が発覚しにくいであろう児童を対象に行われている点で卑劣かつ悪質」とした上で、「幼児を自己の性的欲求のはけ口とする各犯行の動機、経緯に何ら酌むべき点はない」として、被告に懲役8年の実刑判決を言い渡しました。求刑は懲役10年でした。

 勤務先の認可保育所で男児にわいせつな行為をしたとして、徳島県警捜査1課は16日、県内に住む30歳代の元保育士の男を強制性交容疑で逮捕したと発表した。容疑を認めているという。
 発表によると、2018年2月頃、県内の私立の保育所で、男児1人にわいせつな行為をした疑い。今年3月、男児の保護者が保育所に相談して、発覚した。

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