世界が激震した《カトリック教会での性虐待スキャンダル》のいま「フランスで21万人以上の未成年者が聖職者の“餌食”に」「被害者が“風呂セラピー”を告発」

世界が激震した《カトリック教会での性虐待スキャンダル》のいま「フランスで21万人以上の未成年者が聖職者の“餌食”に」「被害者が“風呂セラピー”を告発」
佐藤 翠
文春オンライン 2022/04/14

 フランス国内で未成年時に性暴力を受けた被害者の数は累計550万人とされていることから、聖職者や教会関係者から未成年の時に性暴力を受けた人はフランスの性被害者全体の4%を占めることとなる。加害者としては、家族と友人の次に聖職者が多いということがわかったのだ。

 信仰の対象として絶対的な権威を誇り、社会に根差すフランスのカトリック教会で、どのようにして子どもへの卑劣な性虐待が何十年も蔓延してきたのか――。調査をまとめたレポートや海外の報道を踏まえ、実態をお届けする。

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