10代の少女にみだらな行為 児童養護施設の元職員に実刑判決
RKK熊本放送 2022/4/21(木) 19:16配信
児童養護施設に入所していた少女にみだらな行為をしたとして当時、施設の職員だった男に実刑判決です。
判決を受けたのは、南関町(なんかんまち)に住む児童養護施設の元職員野中空也(のなか くうや)被告(34)です。
野中被告は2016年11月ごろ、施設に入所していた当時10代の少女にみだらな行為をしたとして児童福祉法違反の罪に問われていました。
熊本地裁は「施設で働く者としてあるまじき行為。常習的犯行で悪質性は高い」として懲役1年10か月の実刑判決を言い渡しました。
熊本県内の児童養護施設に入所していた少女にみだらな行為をした疑いで、この施設に勤める30代の職員の男が逮捕されました。
荒尾市の児童養護施設に勤務する野中空也容疑者(33)は、2016年11月、当時10代の少女に対し、18歳未満と知りながらみだらな行為をした、児童福祉法違反の疑いが持たれています。
今年8月、被害を受けた女性の知人が警察に相談し発覚。
女性は野中容疑者の「父親の愛情表現のようなもの」という言葉を信じて、数年にわたり被害を受けていたと話しています。
警察の調べに対し、野中容疑者は「性的な欲求をおさえることができなかった。」「信頼や純粋な気持ちを弄んだ」と容疑を認めているということです。