元日に居酒屋のトイレで女性バイトにわいせつ行為 逮捕されたのは進路指導の男性教師 埼玉・越谷市
FNNプライムオンライン 2022/4/23(土) 11:12配信
埼玉県内の高校の英語教師の男が、居酒屋のトイレで、女性店員にわいせつな行為をした疑いで逮捕された。容疑は強制わいせつ。事件がおきたのは、今年の元日だった。
トイレ掃除中の店員にわいせつ行為
久恒聰容疑者（52）は、今年の元日、複数の知人とともに、越谷市の居酒屋を訪れていた。午後3時ごろ、10代のアルバイト店員の女性が、女子トイレを掃除していたところ、久恒容疑者は、個室まで入り込んできたとのこと。
そして、女性の体を触るなど、わいせつな行為に及んだとされる。その後、久恒容疑者の一行は、何事もなかったかのように、店を後にしたという。夜になって、店側から越谷署に「アルバイト店員が客から体を触られる被害に遭った」との通報があり、事件が発覚した。
越谷署は、強制わいせつの疑いで捜査に乗りだし、防犯カメラの画像を解析するなどして、久恒容疑者を特定。密室での犯行だが、被害者の証言などから、容疑が固まったと判断し、今月21日、逮捕に踏み切った。調べによると、久恒容疑者は、市立川越高校の英語教師だった。
逮捕されたのは進路指導担当の高校教師
学校側も、逮捕日の午後、越谷署からの連絡で、初めて事件のことを知ったそうだ。川越市教育委員会によると、久恒容疑者は、進路指導も担当していたという。事件が起きた後も、普段通りに、仕事をしていた久恒容疑者は、この高校に配属されてから今年4月で10年目。
取材に対して市教委の担当者は「問題のある先生という報告はこれまでにない」と話している。これまでの調べに対して久恒容疑者は「酒に酔って覚えていないが、わいせつな行為をしてしまったのだと思う」などと供述しているという。