プールに2カ月給水続ける 横須賀市、教員に賠償請求
共同通信 2022/4/22(金) 18:12配信
神奈川県横須賀市は22日までに、市立中学校の教員が新型コロナウイルス対策で水質を保つ名目で、学校プールの給水栓を約2カ月半、断続的に開けて水を流出させたと発表した。市はコロナ対策としての根拠がなく不適切と判断。教員や校長ら3人に、上下水道料金約348万円の半額に当たる約174万円の損害賠償を請求した。応じる意向を示したという。
市によると、教員はプール管理を担当し「感染防止のため、水をあふれさせて常に入れ替え、きれいに保つ必要があると思った」と説明。プールに11回、水を入れた量に相当する約423万リットルが流出した。