いじめが認定されたが、加害者からの謝罪は「精神的にダメージを受けている」ために実現せず《埼玉県川口市立小学校いじめ不登校》

いじめが認定されたが、加害者からの謝罪は「精神的にダメージを受けている」ために実現せず《埼玉県川口市立小学校いじめ不登校》
渋井 哲也
文春オンライン 2022/04/25

 埼玉県川口市立小学校に通う男子児童Aくん(3年生)が、2年生から不登校になっている問題をめぐり、学校内の「いじめ問題対策委員会」(以下、調査委)で「調査報告書」が3月末までにまとまった。

 保護者が要望していた調査委だが、しばらく委員が決まらず、設置されない状態が続いていた。その後、第三者が委員となった。その上で、Aくんが「不快なあだ名」で呼ばれたことなど一部のいじめを認定した。学校や市教委は調査を踏まえ、加害者側の児童に謝罪を促したが、「精神的にダメージを受けている」との理由から実現していない。

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