学童施設が数百万円を不正受給…人件費を水増し 運営の危機に保護者「今後どこに預ければ」 沖縄・名護市

学童施設が数百万円を不正受給…人件費を水増し 運営の危機に保護者「今後どこに預ければ」 沖縄・名護市
琉球新報 2022/6/25(土) 11:24配信

 沖縄県名護市内の個人運営の学童クラブで、補助金の不正受給があったとして、交付した市が代表者の女性に返還を求めていることが24日までに分かった。市は2022年度の補助金の不交付を決定しており、運営する2カ所の学童の存続が危ぶまれている。

 代表者は本紙取材に事実関係を認めて謝罪し「少なくとも数百万円を不正に受給した」と述べた。保護者からは「今後(子どもを)どこに預ければいいのか」と憤りの声が上がっている。

 代表者は勤務実態のない複数人が勤務しているかのように見せかけ、人件費の水増しをしたと明かした。勤務時間の水増しなどもしたという。

 学童の運営は市の放課後児童健全育成事業補助金、保護者からの利用料などで賄われている。

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