中学生の手足を縛り殴るなどした疑い 障害者支援のNPO理事長ら2人を逮捕 「療養目的だった」 福岡県

中学生の手足を縛り殴るなどした疑い 障害者支援のNPO理事長ら2人を逮捕 「療養目的だった」 福岡県
TNCテレビ西日本 2022/7/20(水) 11:43配信

障害者支援を手がけるNPOの理事長の男と教師の男が、14歳の利用者の男子中学生を殴るなどし施設に連行した逮捕監禁などの疑いで逮捕されました。

逮捕監禁、強要などの疑いで逮捕されたのは、障害者などの支援を行う福岡県久留米市のNPO法人「さるく」の理事長・坂上慎一容疑者(57)と志免町の小学校の教師・松原宏容疑者(37)です。

警察の調べによりますと、坂上容疑者らは去年10月、当時長崎県内に住んでいた利用者の14歳の男子中学生の手足を結束バンドなどで縛って頭を殴るなどした上、坂上容疑者が久留米市内で運営する施設に連れて行き、その後不法に監禁するなどした疑いが持たれています。

捜査関係者によりますと、坂上容疑者は逮捕前の任意の調べに対し「療養の目的だった」などと話していたということです。

このNPOをめぐっては、去年11月、職員の女が施設に通う小学生に対して顔を殴った暴行の疑いで逮捕されていました。

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