「虐待とはこういうことだ」校長が児童の発言に立腹、首に腕を 減給処分
山陰中央新報 2022/7/21(木) 11:58配信
鳥取県教育委員会が20日、児童への体罰があったとして同県大山町立小学校の校長(59)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。児童にけがはないという。
県教委によると、校長は4月27日、同校体育館であった放課後児童クラブの活動で別の児童にブリッジの練習をさせた際、見ていた高学年の児童から「虐待ではないか」と言われたことに腹を立て、捕まえようとして首に腕を回した。首が絞まる形になった児童に対し「虐待とはこういうことだ」と発言した。
校長は「児童に迷惑をかけ、保護者や地域住民の信頼を裏切ることになり大変申し訳ない」と話しているという。足羽英樹教育長は「服務規律の確保や法令順守の一層の徹底を図る」とのコメントを出した。