「資質否定発言」アカハラやセクハラ言動、京都大が教授と助教を懲戒処分
京都新聞 2022/7/26(火) 19:24配信
京都大は26日、指導していた学生を誹謗(ひぼう)中傷するなどのアカデミックハラスメントをしたとして、化学研究所の50代男性教授を減給半日分の懲戒処分にした。またセクハラ行為をしたとして同研究所の30代男性助教を停職10日の懲戒処分にした。
京大によると、男性教授は、研究所に所属していた学生に対し、資質を否定するような発言を学内で複数回繰り返した。男性助教は研究所の別の学生に対し、不快にさせる性的言動をした。
いずれも昨年7月、大学側に第三者から申し立てがあって発覚した。男性教授は「指導の一環だった」、男性助教は「激励する意味で行った」などと話し、おおむね行為を認めて反省しているという。