185万円横領、借金の返済に・・・県立高校女性職員を免職処分
tysテレビ山口 2022/7/29(金) 19:58配信
勤務していた岩国高校坂上分校で、およそ185万円を横領したとして、女性事務職員が29日、分限免職処分を受けました。
県教育庁 木村香織副教育長:
「またも教育に対する信頼を大きく揺るがす不祥事を公立学校の教職員が起こしましたことに対して深くおわびを申し上げたいと思います」
29日付で分限免職の処分を受けたのは、岩国商業高校東分校の事務職員・大塚ひろみ主事(40)です。県教委によりますと、大塚主事はおととし12月からことし3月にかけて、当時勤務していた岩国高校坂上分校で、同窓会や生徒会などの5つの私費会計から185万円を横領しました。支出を確認する文書を偽装するなどの手口で、横領した金はすべて借金の返済に充てていたということです。ことし4月に会計を精査したところ横領が発覚しました。
横領した金はすべて返還されていますが、今後警察に相談して被害届を出す方針です。当時校長を務めていた男性も戒告の懲戒処分を受けました。
ほかにも去年12月からことし1月にかけ、無免許運転をしたとして、山口市の大内中学校の男性教諭(25)が停職3か月の懲戒処分を受けました。またことし5月に車内で女子高校生の体を触ったなどとして、県立高校の男性教諭(20代)が停職2か月の懲戒処分を受けました。
県教委は再発防止に向け、県立学校や市町の教育委員会に文書を出し、県立学校の会計について、調査する方針です。