特別支援学校の教諭を懲戒処分【徳島】
JRT四国放送 2022/8/2(火) 19:14配信
徳島県教育委員会は2日、特別支援学校の教諭が生徒の両足を持って引きずり、ケガを負わせたとして減給の懲戒処分にしたと発表しました。
懲戒処分を受けたのは徳島県立特別支援学校の54歳の教諭です。
県教育委員会によりますと、この教諭は今年6月、授業中に教室から出て廊下でうつ伏せになった生徒が声掛けに応じなかったため、両足を持って約8メートルの距離を引きずり、教室内に連れ戻しました。
この時、生徒は腹部に全治約1週間のケガを負い、別の教職員がケガを見つけたことで事態が発覚しました。
県教育委員会は2日、この教諭を減給1か月10分の1の懲戒処分としました。
また、管理監督責任として59歳の校長を戒告処分にしました。
県教育委員会教職員課の眞椙秀也課長は「再発防止に向けた取り組みを強化徹底してまいります」とコメントしています。