「置き配」窃盗の疑いで逮捕も不起訴となった男性 教育委員会を懲戒免職に 静岡市
静岡朝日テレビ 2022/9/5(月) 16:10配信
置き配の荷物を盗もうとした疑いで逮捕された、静岡市教育委員会の男性非常勤職員が免職の処分を受けました。
免職の懲戒処分を受けたのは、教育委員会事務局・会計年度任用職員の男性（57）です。静岡市教育委員会によりますと、男性は4月11日、静岡市清水区の住宅の玄関先に置かれていた段ボール箱を盗もうとした疑いで逮捕されましたが、その後不起訴処分になっています。
しかしその後市が行った聞き取りで容疑を認め、3月下旬にも同じ住宅から宅配物の入った段ボール箱を盗んだことを認めたため、市はきょう付で免職の懲戒処分にしたと発表しました。
赤堀文宣教育長は「市民の皆様の行政に対する信頼を損ねたことに対して、深くお詫び申し上げる。職員に対してはなお一層の綱紀粛正を図る」とコメントしています。
窃盗未遂の疑いで静岡市教育委員会の非常勤職員を逮捕です。
警察によりますと逮捕された清水区に住む、市教委の非常勤職員・杉山紳也容疑者（57）は今年4月、住宅の玄関先から段ボール箱を盗もうとした疑いです。
この住宅ではこれまでに数回玄関先に配達されたいわゆる「置き配」の段ボール箱が盗まれていて、住人が防犯カメラを設置していました。
住人が段ボール箱を玄関先に置いていたところ、杉山容疑者が中身を確認して立ち去る様子が防犯カメラに映っていて逮捕にいたりました。
杉山容疑者は容疑を認めているということです。