大阪市立小学校で全児童１５９人の資料紛失 氏名や住所、緊急連絡先など記載 業務中は鍵をかけず保管
読売テレビ 2022/10/12(水) 9:11配信
大阪市教育委員会は１１日、市立小学校１校で、全児童１５９人の氏名や住所、緊急連絡先などが記載された資料を紛失したと明らかにしました。
大阪市教育委員会によりますと、１０月４日午後３時ごろ、大阪市立小学校の教員が職員室で、児童の個人情報が書かれた「家庭連絡票」を使おうとしたところ、６冊すべてが見当たらないことに気付いたということです。
「家庭連絡票」には、全児童１５９人分の名前や住所、緊急連絡先などのほか、家族が不在の時間帯なども記されていて、業務時間中は棚に鍵をかけず保管していました。
この日の午前１０時半には、教頭が保管されているのを確認していて、９日まで校内を探しても見つからなかったため、１１日、警察に遺失物届を提出したということです。
学校は１２日に保護者説明会を行い、経過の説明と謝罪をする予定です。
大阪市教育委員会は「このような事案を起こしたことについて、深く受け止めている。個人情報を含む文書を使用したり、返却したりする時は、複数人で確認し、保管場所も常時施錠するよう管理を徹底していきたい」としています。