児童の”洗濯ネット”盗み 教材を壊す…起訴された小学校の男性教師を「懲戒免職」処分に 札幌市教委
北海道ニュースUHB 2022/11/18(金) 6:45配信
勤務先の小学校で児童の”洗濯ネット”を盗んだほか、別の児童の教材を壊したとして、札幌市の小学校の37歳の教師が懲戒免職処分となりました。
11月17日付けで懲戒免職処分となったのは札幌市立の小学校の37歳の男性教師です。
札幌市教育委員会によりますと、この男性教師は2019年1月、自らが勤めていた小学校で児童の洗濯ネットを盗み、窃盗の疑いで2022年7月に逮捕され、8月に起訴されていました。
また2022年3月には別の児童の教材を壊し、器物損壊の罪で追起訴されていました。
男性教師は「申し訳なく思っている。大変反省している」などと話しているということです。
札幌市教委の檜田英樹教育長は「大変遺憾であり、極めて重く受けとめています。職員一人ひとりが自覚をもって行動するよう指導し、市民の見な柾の信頼を回復できるよう努めてまいります」とコメントしています。
また、この男性教師は2022年5月、警察の捜査で自宅のパソコンから68万点のワイセツな画像が見つかったことから、児童ポルノ禁止法違反の疑いでも調べを受けていましたが、9月に不起訴処分となっていました。
小学校の教室で、女子児童の洗濯ネットを盗んだとして、札幌市の小学校教諭の男が逮捕されました。
警察は、余罪があるとみて調べを進めています。
逮捕されたのは札幌市厚別区に住む小学校教諭、宮下隼(みやした・しゅん)容疑者37歳です。
宮下容疑者は2019年の1月23日ごろ、当時勤務していた石狩地方の小学校で、教室に置かれていた10代の女子児童の洗濯ネットを盗んだ疑いが持たれています。
警察が別事件のサイバーパトロールをしていた際に、宮下容疑者が浮上し、今年5月に児童ポルノ禁止法違反の疑いで自宅を家宅捜索したとろ、わいせつな動画や画像、68万点が記録されたパソコンとハードディスクが見つかりました。
その動画の中に、宮下容疑者が女子児童の洗濯ネットを盗む様子などが残されていたということです。
警察の調べに対し、宮下容疑者は「盗んだことに間違いない。児童ポルノ愛好家だ」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は、窃盗や児童ポルノ禁止法違反での余罪があるとみて調べを進めています。
7月19日(火)午後9時30分配信