北九州市教委 不適切指導などで教師4人を懲戒処分
九州朝日放送 2022/11/18(金) 20:30配信
北九州市教育委員会は、クラス全員の前で男子児童1人を立たせ不適切な指導をしたなどとして、小学校の教師ら4人を懲戒処分としました。
市教育委員会によりますと、戒告処分を受けた小倉南区の小学校の女性教師(56)は、今年5月から6月にかけて、担任する6年生のクラスで特定の男子児童に対し体罰には該当しないもののダンスの授業中に隊列に戻す際、肩を押すなどしました。
これに対し、保護者から体罰の指摘を受けると、女性教師はクラス全員の前で男子児童を立たせ「自分は体罰のようなことをしていたか」などと聞き、男子児童を辱めるような指導をしたということです。
女性教師は、以前勤務していた学校でも特定の児童の名前を挙げて「いじめる会でもしようか」と発言し、文書訓告を受けていました。
このほか、同僚などへのセクハラで小倉北区の小学校の教頭ら2人、卒業生とSNSで不適切なやり取りをしたとして教師1人が懲戒処分を受けています。