バス置き去り園児死亡事件 元園長ら2人の有罪判決が確定

バス置き去り園児死亡事件 元園長ら2人の有罪判決が確定
FBS福岡放送 2022/11/24(木) 16:09配信

福岡県中間市で去年、当時5歳の男の子が保育園の送迎バスに置き去りにされ、死亡した事件です。福岡地方裁判所が元園長らに言い渡した執行猶予付きの有罪判決について検察と弁護側は、いずれも控訴しないことを決め、1審判決が確定しました。

福岡県中間市で去年7月、当時5歳だった倉掛冬生ちゃんが通っていた保育園の送迎バスに約9時間置き去りにされ、熱中症で死亡しました。

この事件では、送迎バスを1人で運行していた当時の園長・浦上陽子被告(45)と、園児をバスから降ろす際に補助をしていた保育士の鳥羽詞子被告(59)が、業務上過失致死の罪に問われ、福岡地方裁判所で11月8日、浦上被告に禁錮2年、鳥羽被告に禁錮1年6か月、いずれも執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました。

控訴期限は11月22日でしたが、検察と弁護側が控訴しないことを決めたため、2人の一審判決が確定したということです。

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