不当な懲戒解雇、怪文書、不正の密告…京都・名門女子校、激化するお家騒動と“お金配り”理事長の思惑
週刊女性PRIME 2023/1/19(木)
創設から148年という歴史を持つ名門・平安女学院(以下、平女)の教職員らが、1月19日に同校の山岡景一郎(92)理事長を提訴した。
平女の“お家騒動”は2021年3月に行われた高校の卒業式で、山岡理事長が読んだ“差別的な式辞”が発端。しかし、その問題は80億円の債務があったという同校再建のために山岡氏が理事長に就任した当初からトラブルが発生していた。
「私に届いた怪文書には《身の回りを警戒しなさい》などと、理事長に情報を流す人間が周囲にいるから注意しろという内容でした。別の教員には、《今井の陰謀に乗せられてはいけません》と、私とは逆の内容が書かれていました。ある教員の家庭トラブルを暴露する内容の文書が別の教員に送られたということも。理事長が出したとする証拠はありませんが……」