元高校教諭に懲役1年求刑 千葉市の路上で女性に尿かけ 被告「嫌がる反応が見たかった」 千葉地裁

元高校教諭に懲役1年求刑 千葉市の路上で女性に尿かけ 被告「嫌がる反応が見たかった」 千葉地裁
千葉日報オンライン 2023/1/18(水) 11:42配信

 千葉市内の路上で女性に尿をかけたとされる事件で、公然わいせつと暴行の罪に問われた県立袖ケ浦高校の元教諭、八木朋浩被告(32)=同市若葉区=の論告求刑公判が17日、千葉地裁(岩崎貴彦裁判官)であった。検察側は「悪質な犯行」として懲役1年を求刑した。弁護側は執行猶予付きの判決を求め結審した。判決は25日。

 起訴状によると、とされる。7月20日にも中央区で女子高校生に同様の行為をしたとして追起訴されており「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 被告人質問で動機について被告は「学年主任や野球部顧問、県高野連の仕事量に心のバランスを保てなくなった。ストレスに耐えきれなくなってやった」と説明。昨年5月ごろから同様の犯行を7〜8回繰り返していたと明らかにした。教師になった理由を尋ねられ「高校野球の指導者を目指していた」とおえつを漏らす場面もあった。

 検察側から「ストレス発散がなぜ尿をかけることなのか」と問われると、答えに窮しながら「はっきりこれという理由はない。嫌がる反応が見たかった」と述べた。

 検察側は「身勝手な目的から被害者に恐怖と嫌悪感を与えた」と指摘。弁護側は「懲戒免職処分を受け、既に社会的制裁を受けている」と主張した。

逮捕3回目

2回目

1回目

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