いじめを訴えていた男子中学生が自殺 市長直轄の第三者委員会開かれる 「中立性をもって」

いじめを訴えていた男子中学生が自殺 市長直轄の第三者委員会開かれる 「中立性をもって」
関西テレビ 2023/1/27(金) 19:25配信

いじめを訴えていた男子中学生が自殺した問題で、大阪府泉南市は27日、市長直轄の第三者委員会を開きました。

去年3月に自殺した泉南市立中学校の松波翔さん(13)は、以前からいじめを訴えていましたが、教育委員会は「母親と連絡がとれないこと」を理由に半年以上、詳細な調査を行いませんでした。

泉南市は、いじめだけではなく教育委員会の対応などについても調査するため、市長直轄の第三者委員会を設置しました。

27日は保護者側が推薦したいじめ問題の専門家など、外部の委員7人が今後の進め方などを確認しました。

【泉南市・山本優真市長】
「(保護者と教育委員会が)信頼関係が全然築けていないというところで、こういった運びになっているわけでございますので、中立性を持って進めていっていただきたい」

【翔さんの母親】
「私の中では一歩も前に進んでないです。ある日を境に(息子が学校に)行かなくなったんです。その日に絶対何かがあったんです。一体何があったのかなっていうのは本当に知りたいです」

山本市長は調査結果を公表するかどうかは、委員会の判断を踏まえた上で決めたいとしています。

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