岡山大学学長、予算2000万円を“趣味の写真”に注ぎ込んでいた!3億円不正経理も責任取らず3月退任で“逃走”

岡山大学学長、予算2000万円を“趣味の写真”に注ぎ込んでいた!3億円不正経理も責任取らず3月退任で“逃走”
SmartFLASH 2023/1/31(火) 6:00配信

「許せませんよ。これほど“不正まみれ”の学長が、逃げ切ろうとしているのですから」

 と憤るのは、長い歴史と伝統を誇る医学部で有名な、名門・岡山大学の関係者だ。現在、岡山大学の学長を務めるのは、槇野博史氏(74)。医学部出身で、2011年から岡山大学病院の病院長を務め、2017年から現職となった。
 さらに槇野学長は、とある重大な“秘密”を抱えたまま、大学を去ろうとしている。

「3億円にものぼる、不正経理です。2014年度分の決算時、7億円の赤字があった岡山大学病院の収支を少しでもよく見せようとして、製薬会社などから治験のために振り込まれた受託研究費を、通常の診療で使用する検査試薬代3億円につけ替える粉飾決算をおこなったのです。本来は研究に使われるはずのお金を、勝手に経費の穴埋めに流用したということです」(病院関係者)

 本件は、2021年に公益通報により発覚。その後、あずさ監査法人による監査がおこなわれ、2022年6月3日に監査結果が報告された。そこでは、この経理操作について、「会計原則に違反する」「公的研究費の適正な使用に対する違反」など、厳しい言葉が並び、不正経理が認定されている。しかし、いまだに岡山大学は問題を公表していない。

「まさに槇野学長が病院長を務めていた時代の不正ですよ。自分の身を守るために半年以上、この監査結果の存在自体を“隠蔽”し続けているのです」(大学職員)

カテゴリ 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする