教諭が手続きの確認怠り、生徒が県高校総体の代替大会に出場できず…長崎県立高

教諭が手続きの確認怠り、生徒が県高校総体の代替大会に出場できず…長崎県立高
読売新聞オンライン 2023/2/12(日) 18:50配信

 2020年に開催された長崎県高校総合体育大会の代替大会で、県立高の生徒が、担当教諭のミスが原因で希望していた種目に出場できていなかったことがわかった。学校側は生徒に謝罪し、県教育委員会は各高に再発防止の通知を出した。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、20年の県高校総体は中止され、代替大会が行われた。県教委によると、ある県立高で、部活動の担当教諭が申し込みの手続きに関する確認を怠り、生徒が希望する種目に出場できなかった。学校や競技名、生徒の学年は明らかにしていない。

 手続きは担当教諭が1人で進めていたという。県教委は「手続きは複数の教諭で進めるのが望ましかった」としている。学校側は「生徒と保護者に大きな心痛を与えた」として生徒と保護者に謝罪した。

 県教委はその後、各高の幹部と問題を共有したほか、大会の出場手続きは複数人で進めるよう求める通知を出したという。

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