「ジジイ」「偏差値40」「役立たず」…名門・山形大学の研究施設で暴言を繰り返したセンター長に下された「納得できない処分」の中身
現代ビジネス 2023/3/15(水) 7:07配信
「誰が選んだ このコピー ボケが‼ 遅くて使えん」
「マジックくらい買っとけ‼《役立たず》」
大学の研究室に乱暴な言葉が書き殴られた貼り紙があったことが、2017年11月に各メディアで報じられた。山形大学の教授によるパワハラの証拠だった。
山形大学が山形県飯豊町に設置した最先端の研究施設「山形大学 x EV飯豊研究センター」では、2017 年3月から5月にかけて、3人の職員がセンター長の教授からパワハラを受けたとして退職した。
そのうちの一人の職員は、前年に被害を大学に相談したことで、4年間勤務していたにもかかわらず不自然に雇い止めされていた。
雇い止めされた職員から相談を受けた山形大学教職員組合は、事案の重大性を考慮して、水面下で大学の工学部長と交渉してきたが、大学側は認めようとしなかった。このため、山形大学教職員組合がパワハラについて記者会見し、証拠の貼り紙を公開したのだ。