28歳中学教諭、生徒にわいせつ 自家用車に乗せ体触り… 懲戒免職「自分の気持ちに負けてしまった」 千葉県教委処分
千葉日報オンライン 2023/4/19(水) 16:34配信
千葉県教委は19日、勤務先の学校の女子中学生にわいせつな行為をしたとして、県北西部にある公立中学校の男性教諭(28)を懲戒免職処分にしたと発表した。監督責任として、当時の校長(54)も減給3カ月(10分の1)の処分を受けた。処分は3月30日付。昨年度、県教委がわいせつやセクハラで処分した教職員は12人に上り、前年度の2倍となった。
県教委によると、教諭は昨年11月〜今年2月ごろに複数回、自家用車内などで女子生徒1人に体を触るなどのわいせつな行為をした。教諭は事実関係を認め「自分の気持ちに負けてしまった。申し訳なかった」と話している。教諭は1年目で、条件付き採用期間中だった。
2月27日、警視庁から「教諭が18歳未満の女性と不適切な関係を持った疑いで捜査している」などと校長に問い合わせがあり、発覚した。
井田忠裕教育次長は「誠に遺憾。再発防止に努める」とした。県教委は計画的に不祥事防止の研修をするよう各学校に通知した。