「手相を見てあげる」路線バスで20代女性に“わいせつ” 自称・水墨画講師 中国籍59歳男を逮捕

「手相を見てあげる」路線バスで20代女性に“わいせつ” 自称・水墨画講師 中国籍59歳男を逮捕
FNNプライムオンライン 2023/4/20(木) 20:54配信

金色の服に身を包み、水墨画の前に座る男。

路線バスの車内で女性の胸などを触った疑いで逮捕された中国籍の劉偉容疑者(59)。

自称・水墨画講師の劉容疑者。

女性にかけた言葉は、なぜか「手相を見てあげる」だった。

バス停で声をかけ、乗り込むと隣の席に…
事件が起きたのは3月14日午前9時過ぎ、東京・西東京市から三鷹市に向かう路線バスの中でのこと。

警視庁によると、被害に遭った20代の女性は、このバスに乗るため、西武池袋線ひばりヶ丘駅の停留所で待っていた。

そこに劉容疑者が「このバスは三鷹駅に行きますか」などと言って近づき、そのまま雑談を始めたという。

その後、同じバスに乗り込んだ2人。

被害女性が一番後ろの窓側の席に座ると、劉容疑者は、その隣へ。

そこで、水墨画の話をしたうえで「手相を見てあげる」と持ち掛けたという。

女性の右手をしばらく触り、さらに「血行を見る」と言って、今度は女性の足や首を触り始める。

ついには服の中に手を入れ、胸を触ったとみられている。

当時、バスの車内にはほかの乗客もいたが、女性は恥ずかしさもあり、声を出せなかったという。

バスを降りて水墨画の講座へ?
犯行後、被害女性より先にバスを降りた劉容疑者。

事件当日、東京・武蔵野市内の建物では午前10時半から、劉容疑者とみられる人物による水墨画講座が開かれていた。

講座を紹介するウェブサイトには、水墨画の講師として劉容疑者の写真が載っている。

そのほかにも、筆を持ち、水墨画を描く劉容疑者の姿を捉えた写真や、講師作品紹介として3点の作品が掲載されている。

被害女性は、終点の三鷹駅で交番に駆け込み、被害を訴えた。

これを受け、警視庁がバスの防犯カメラなどの捜査を進めた結果、劉容疑者を特定するに至った。

劉容疑者は調べに対し「自分はやっていない」と容疑を否認している。

(「イット!」4月20日放送より)

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