酒気帯び運転・セルフレジで不正購入 学校教諭の不祥事相次ぐ

酒気帯び運転・セルフレジで不正購入 学校教諭の不祥事相次ぐ
テレビ高知 2023/4/20(木) 19:01配信

高知県教育委員会は、酒気帯び運転の疑いで摘発された男性教諭を懲戒免職処分に、スーパーのセルフレジで支払いが終わっていない商品を繰り返し持ち出していた男性教諭を停職12か月の懲戒処分としました。

20日付けで懲戒免職となったのは県中学校体育連盟の理事長で高知市の城北中学校に勤務する川村真弘(かわむら・まさひろ)教諭(43)です。川村教諭は今月8日の未明、高知市内を車で走行中、酒気帯び運転の疑いで県警に摘発されていました。

県教育委員会によりますと川村教諭は勤務先の城北中の懇親会など4軒をはしごし、ビールやハイボールなどおよそ20杯を飲んだ帰りだったということです。県教委の調査に対し「代行を呼ぼうとしたが1時間以上かかるといわれ、そこから先は記憶がなく、気付いたらパトカーの中だった」と話しているということです。

また、県立高知若草特別支援学校に勤務する男性教諭(59)が、高知市内のスーパーのセルフレジでバーコードを通さずに商品を持ち出す行為を繰り返したとして20日付けで12か月の停職処分となりました。男性教諭は去年10月以降、6本セットのビールを購入する際、1本分だけのバーコードを通すなどの行為を10回ほど繰り返し、およそ1万8000円分の不正購入をしていたということです。男性教諭は動機について「今後の生活が不安で費用を減らすためだったかもしれない」と話していたということです。

県教育委員会は「教職員の不祥事の根絶に向けて勤務時間内外を問わず教育公務員としての職責を自覚し、子どもたちのために一丸となって職務に精励することで県民の皆様の信頼回復に努める」としています。

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