生徒の個人情報を誤送信 ファイルの中身確認せず 北海道・旭川市立の中学校
STVニュース北海道 2023/5/10(水) 21:00配信
北海道・旭川市教育委員会は10日、旭川市立の中学校で50代の男性教員が生徒の個人情報が記載されたデータを保護者にメールで誤送信したと発表しました。
市教委によりますと、男性教員は8日、保護者懇談の日程調整をするために担任する学級の保護者37人にメールを送信しました。
その際に、去年担任していた生徒の保護者31人から提出された日程調整のデータを誤って添付し、送信したということです。
データには生徒の氏名や懇談希望日時のほか、31件のうち7件には相談したい内容などが記載されていました。
メールを受信した保護者から中学校に連絡があり、誤送信が発覚しました。
原因について、市教委は「ファイル名が似ていて、中身を確認しないで送信した」と説明しています。
中学校では、関係する保護者の自宅を訪問するなどして謝罪し、誤送信したデータが削除されていることを確認したということです。