保護者会の会費に26万円の使途不明金 中学校の男性教師(54)を懲戒処分 広島市教委
テレビ新広島 2023/5/25(木) 11:12配信
広島市教育委員会は中学校の男性教師が、預かっていた部活動の会費のうち約26万円を使途不明金にしたとして、25日付で「減給10分の1、1カ月」の、懲戒処分にすると発表しました。
懲戒処分を受けたのは、広島市立中学校の54歳の男性教師です。
市教委によりますと男性教師は吹奏楽部の顧問をしていた去年4月から12月までの間、部活動を運営するために預かっていた保護者会費を、私用で使う現金と混合して管理し、現金26万9841円を使途不明金にしたということです。
今年2月、保護者会が学校側に収支報告書の提出を求めたところ、収支が一致しないことで発覚しました。
男性教師は学校の調べに対して「現金を同じ袋に入れて使っていたが、着服するつもりはなかった」と話しています。
男性教師は使途不明金と同額をすでに補填していて、市教委は、25日付で男性教師を「減給10分の1、1カ月」の懲戒処分にしました。