小学校のプール機械室から塩素ガス発生 教職員が塩素剤の「ハイライト」と「ハイクロン」を取り違えて投入 塩素投入機のフタが飛び配管が破裂【岡山】

小学校のプール機械室から塩素ガス発生 教職員が塩素剤の「ハイライト」と「ハイクロン」を取り違えて投入 塩素投入機のフタが飛び配管が破裂【岡山】
RSK山陽放送 2023/6/28(水) 17:41配信

津山市教育委員会は、プールの塩素濃度を調整する際に、誤って違う薬剤を投入して塩素ガスを発生させたと発表しました。

塩素ガスが発生したのは、津山市東一宮の一宮小学校のプール機械室です。

きのう(27日)午後5時ごろ、教職員3人がプールの塩素濃度を調整するために、「プール塩素投入機」に薬剤を入れる際、本来は塩素剤「ハイライト」を入れるべきところを、誤って近くの段ボール箱に入っていた藻の発生を抑制する塩素剤「ハイクロン」を投入したということです。

この影響で「ハイライト」と「ハイクロン」が混ざったことによるとみられる塩素ガスが発生し、プール塩素投入機のフタが飛び、配管が破裂するなど破損しました。この時に、校内には児童クラブに通う児童数十人がいましたが、教職員3人を含め健康被害などは発生していないということです。

津山市教育委員会は「保護者や地域、関係者の皆さまにご心配をお掛けしましたことにお詫び申し上げます。再発防止に努めるとともに、子どもたちが安全・安心に学校生活を送れるよう、万全を期してまいります」とコメントしています。

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当ブログに掲載しておいて言うのも変ですが、これは教師がかわいそうだ。
「」と「」は、どちらもプールの殺菌浄化用の塩素系薬剤だが、いわゆる「混ぜるな危険」の薬剤なのです。
その判別を教師に任せるのは負担が大きすぎます。
消防設備と同様、外部の専門業者にプール管理を委託するべきです。これは文部科学省の責任です。

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