文書偽造で起訴の臨時講師を懲戒免職 大阪市教委「コンプラ徹底に取り組む」
産経新聞 2023/7/18(火) 19:29配信
女子高生にホテルでわいせつな行為をしたとして大阪地検に略式起訴された大阪市立小臨時講師の男が、不起訴処分を告知する文書を偽造して勤務先に提出したとして有印公文書偽造・同行使の罪で起訴された事件で、大阪市教育委員会は18日、男を懲戒免職処分にした。
男は大阪市天王寺区の田中敦朗被告(49)。市教委によると、田中被告は調査に「懲戒処分を避けるために起訴を隠したかった」と説明したという。市教委は、信用失墜につながる行為を慎むよう周知徹底し、「服務規律の確保とコンプライアンス意識の徹底に取り組む」としている。
起訴状によると、田中被告は6月15日、インターネットカフェのパソコンを使うなどして地検の担当検察官名義の告知書を偽造。翌16日に勤務先の校長に示し、不起訴処分を受けたとの虚偽の報告をしたとしている。
5月23日に大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕され、6月2日に同罪で略式起訴。罰金30万円の略式命令を受けていた。
大阪府の宿泊施設で女子高校生にみだらな行為をしたとして、大阪市立小学校の教員が逮捕されました。
大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市立小学校の教員・田中敦朗容疑者(49)です。
田中容疑者は去年7月、相手が18歳未満であることを知りながら大阪府内の宿泊施設で女子高校生にみだらな行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、田中容疑者が府内の路上で女子高校生に声をかけて知り合い、複数回にわたってみだらな行為に及んだということです。
去年9月、女子高校生が府の少年サポートセンターに相談し、発覚しました。
田中容疑者は警察の調べに対し「高校の制服を着ていた女の子とホテルに行ったが性行為はしていない」と容疑を否認しています。
大阪市教育委員会は「早急に事実関係を確認の上、厳正に対処してまいりますとともに、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。