熊本市立千原台高校女子ハンドボール部元監督が部員への体罰認定で停職3カ月 熊本市教育委員会
TKUテレビ熊本 2023/7/28(金) 21:20配信
県内屈指の強豪・熊本市立千原台高校の女子ハンドボール部で監督による部員への
体罰が認定されていた問題です。
市教委は28日、監督を務めていた57歳の女性教諭を停職3カ月の懲戒処分としました。
【熊本市教育委員会の会見】
「大変申し訳ございませんでした」
28日付で停職3カ月の懲戒処分を受けたのは熊本市立千原台高校女子ハンドボール部で監督を務めていた女性教諭(57)です。
熊本市体罰等審議会は2020年度から昨年度までの女性教諭による部員への行為のうち『体罰』2件、『暴言等』4件をことし5月に認定しています。
認定された体罰2件について、元監督は部員の背後から至近距離でボールを強く投げつけたことについて認めておらず、肘を故障した部員をゴールキーパーとして練習試合に出したことについては「ゴールキーパーはさせたが、試合には出していない」と話しているということです。
市教委によりますと、停職から復帰後1年間は部活動の指導はできない規定があります。
女性教諭はことし3月末で部活の指導から離れていますが、ともに指導していた男性の外部コーチは今も指導を行っています。