実習の販売代金を横領 教職員を懲戒免職処分 宮崎県
宮崎ニュースUMK 2023/7/28(金) 19:17配信
教職員の不祥事です。宮崎県教育委員会は28日、コメや野菜の販売実習の販売代金を横領したとして、県立本庄高校の職員を懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのは、本庄高校の松田靖久実習助手41歳です。
この職員は2021年度と22年度に授業の一環で行った米や野菜などの販売実習の販売代金、合わせて約108万円を学校で処理をせず自宅に保管、このうち15万円を横領し、借金返済などに充てていたということです。
県教育委員会はこの職員を28日付で懲戒免職処分としました。
また、診断書を偽造し、傷病休暇の申請を行ったなどとして、三股町・宮村小学校の56歳の教頭を停職6カ月の懲戒処分としました。
この教頭は28日付で退職したということです。
教職員の相次ぐ不祥事を受け、県教委の黒木淳一郎教育長は「教育に対する信頼を回復するため、組織全体で不祥事撲滅に向けた取り組みをより一層進めてまいります」とコメントしています。