帯広の元高校教師の男 交際相手の元同僚を殺害遺棄 “承諾殺人罪適用” 懲役6年6カ月の判決を不服として検察側が「控訴」
北海道ニュースUHB 2023/8/14(月) 19:38配信
2022年5月、帯広市で元同僚の女性の首を締めて殺害したなどの罪に問われていた元高校教師の男に、釧路地裁が「承諾殺人罪」を適用し、懲役6年6カ月の判決を下したことに対し、釧路地検は2023年8月14日、判決を不服として札幌高裁に控訴しました。
帯広市の元高校教師・片桐朱璃被告(36)は2022年5月、帯広市内の駐車場にとめた車のなかで、交際していた元同僚で北見市の高校教師・宮田麻子さん(当時47)の首を絞めて殺害したうえ、遺体を雑木林に埋めて遺棄した罪に問われていましたが、釧路地裁は7月28日の判決公判で、殺人罪については成立しないとして、承諾殺人の罪を適用。
懲役13年の求刑に対し、懲役6年6カ月の実刑判決を言い渡していました。
釧路地検はこの判決に対し不服として、8月14日、札幌高裁に控訴しました。